血液透析は、腎不全(腎臓で血液を濾過して尿を作り出す機能が低下すること)の患者さまに対して行われる療法で、腎機能を代行する機能です。
また自己免疫と呼ばれる身体の中の組織や臓器を攻撃するような疾患(リウマチ・潰瘍性大腸炎)、肝臓の機能が極端に低下した状態に行われる血漿交換療法、家族性高コレステロール血症、閉塞性動脈硬化症などのLDL吸着療法も含めての血液浄化療法といいます。
また、末期がんの緩和治療や低蛋白血症の対症療法である腹水濾過濃縮再静注法などがあり、これらの治療に欠かすことのできない機器の操作・保守・点検を行っています。

心臓血管外科の手術では、開心術(心臓を止めて手術すること)の際、心臓と肺の代行を行う機器である人工心肺装置(心臓・肺・腎臓の水分を除去する役割、心臓の筋肉を保護する薬を注入)の操作・保守・点検を行っています。
心臓の補助循環装置の操作や、手術中に大量出血した血液を洗浄して、再び体に戻す機器の操作が主な仕事です。
また、手術で使われるさまざまな機器や、麻酔器などの点検・保守・管理を行っています。

重篤な状態の患者さまや、手術後の患者さまを安定するまで集中的に治療を行うために必要な生命維持装置(心臓補助、監視、呼吸の補助、腎臓の補助代行、肝臓の補助代行などを行う機器)の操作・保守・管理を行っています。

心臓の血管が細くなったり詰まったりして起こる狭心症や、心筋梗塞の治療(インターベンション)、造影剤を使用して血管の状態を検査する際、医師のサポートをします。また、その時の心電図波形や、心内圧(心臓の各部屋の圧)などを記録保存しています。ひどい不整脈や脈がとても遅い患者さまに対しては、ペースメーカーの挿入や埋め込みを行い、外来で定期的な動作のチェック、電池残量のチェックなど、アフターケアを行います。
心臓以外でも動脈硬化などで血管が閉塞してしまった場合(閉塞性動脈硬化症ASO)にもカテーテル治療による拡張術を行っています。

さまざまな診断や治療を行う上で、どうしても機器が必要となります。この機器を総称してME機器といいます。ME機器は、患者さまの正確な診断、安全な治療を行うために常に注意を払い、情報の共有と一元管理による安全性の担保によって、患者さまを含め病院スタッフ全員に対しても安心して治療が行えるように中央管理を行っています。









