CTとは、「Computed Tomography」の略称で、コンピュータ断層撮影のことです。
X線が身体の周りを一周し、その時のX線の減弱をコンピュータで高速に演算し、1画像約26万もの点を白から黒のCT値で表現し、画像化します。
最近では検出器が複数列に(MDCT:Multi Detector-row CT)増えてきており、当院においても4列と64列の2台が稼働しています。撮影部位や目的により使い分けており、特に64列は冠動脈や全身の血管、細かい部位を描出するのに優れています。

X線管球が一回転すると4枚の画像が撮影されます。
一回転で一枚撮影した装置と比較すると同じ範囲を1/4の時間で撮影できるといった撮影時間の短縮に活用したり、1枚の厚みを薄くし画像分解能を上げることに活用することが出来るようになりました。
この利点を撮影部位により組み合わせて撮影し、主に頭部、腹部の検査に使用しています。

64列CTではこの利点を画像の分解能向上に活用し、1枚の厚みを0.5mmといった非常に薄いスライスでの撮影が可能です。その結果、任意の方向に十分な解像度を持った3次元のボクセルデータが取得できるようになったことで、任意断面再構成、3次元画像表示、常に動き続ける心臓の冠動脈までもが表示できるようになり診断能が向上しています。


CTとMRIの原理は全く異なるものの、同じ輪切り画像検査として、よく比較の対象となります。 CTはMRIに対して以下のような利点と欠点を持っています。
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- 検査時間が短い。
- 空間分解能が高い。
- 磁気を使用しないため金属使用者にも施行可能。
- 画像の乱れが少なく、広範囲の撮影が可能。
- 騒音や閉塞感が少ない。
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- 放射線被曝がある。
- 軟部組織の組織学的変化があまり反映されない。
- 脳底、下顎など骨に囲まれた部位で画像の乱れが出やすい。

















