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ドクターズ・コラム

第3回 ヒアルロン酸とは


2009年7月15日(木) 

ヒアルロン酸について

       ~老化とは、乾燥の過程である~

加齢とともに私達の身体の水分は減少して、植物と同じように枯れていってしまうのです。
生まれた時を100%とすると40代では半分以下に、人間の肌の水分保持能力が落ちてきます。



若い人の皮膚




高齢の皮膚

乾燥肌対策の基本は、お肌の中にある成分のヒアルロン酸がキーポイントになります。
では、数あるヒアルロン酸で何を選ぶと良いのでしょうか。
また、どう使えば良いのでしょうか。
今回のコラムは、ヒアルロン酸の特徴や選び方・使い方がテーマです。


ヒアルロン酸の特徴

 

★ 保 水 力・・・1グラムあたり600mlの水を保持する
★ 粘弾性物質・・・ヒアルロン酸は、無色透明無臭で水に溶かすとしなやかな粘りが
              あります。 非常に高い粘性と弾性が特徴的です。



ヒアルロン酸のある場所

 

人間の体では、水分の多い組織にあります。

皮膚や関節液へその緒心臓の弁膜大動脈腎臓眼球

◆動物にしか存在していません。牛・鳥など他の動物にも存在しています。


ヒアルロン酸の働き

 

ヒアルロン酸は、各組織に存在して、保水性により細胞間にたっぷり水分を蓄える働きや、弾力性によりクッションの働きをしたり、粘性と滑らかさにより関節などの潤滑剤になったりしています。

1)皮膚での働き
水分保持:皮膚の真皮に多く存在し、水分を保持するヒアルロン酸が充分にあれば、水分を保ち皮膚は潤い、弾性があります。

2)関節での働き
緩衝作用:膝など関節でクッションのような役割があります。
潤滑作用:骨と骨の間の動きを滑らかにします。
関節

3)目での働き
緩衝作用:眼球の形の維持、眼球のクッションとして働く



ヒアルロン酸の用途

 

1)医薬品
整形外科領域:変形性関節症など関節機能不全
眼科領域:白内障・緑内障・ドライアイ
皮膚科領域:切り傷・やけど
外科領域:術後の癒着防止
美容領域:しわ・凹み・鼻を高く

2)化粧品
化粧水・美容液など

ヒアルロン酸の成分


ヒアルロン酸には天然と人口があります。

・動物から抽出したヒアルロン酸・・・ニワトリのトサカなど
・ストレプトコッカス等によるバイオ製法のヒアルロン酸
・乳酸菌によるバイオ製法のヒアルロン酸
・ミドリムシ、ゾウリムシ、アメーバー等の単細胞生物によるバイオ製法のヒアルロン酸など

今、主流のヒアルロン酸製造はバイオ製造です。微生物の「ストレプトコッカス(溶血性連鎖球菌)」等から作られます。理由は、大量にそして安価に製造できるからです。

ヒアルロン酸の分子量


ヒアルロン酸の分子量は大きく 100万~800万です。
皮膚への浸透性が悪く、内服しても消化管からの吸収が悪いのです。
ですから、普通のヒアルロン酸は塗っても飲んでも効果はあまりないのです。



ヒアルロン酸の選び方


以上から、ヒアルロン酸を選ぶ時のコツは・・・

1)天然のヒアルロン酸を選ぶ
2)分子量の小さな『低分子ヒアルロン酸』を選ぶ

ヒアルロン酸の摂り方


ヒアルロン酸を摂るときには、コラーゲンを一緒に摂ると相互作用で効果は高くなります。