FAQ

  • 美容皮膚科ってどんなところ?
  • 美容皮膚科ではどんなことをするの?
  • アンチエイジングって何?
  • アンチエイジングはどんなことをするの?
  • 高濃度ビタミンC点滴って何?
  • 料金は?
  • 症例のご紹介
  • 関連施設

ドクターズ・コラム

第2回 美顔マッサージの正しい知識


2009年7月1日(水)

美顔マッサージ

       ~そのマッサージで10歳老ける???~

美顔マッサージ近年、巷では道具を使わず自分で簡単に出来ることから、多くの顔のマッサ
ージや美顔体操などが流行しているようです。
しかし、若返りが目的のはずのマッサージが、逆効果になり、クリニックに
足を運ばれる方が急増しています。せっかくの努力が「水の泡」どころか、悩
みを生み出してしまうなんて悲しいことです。
そこで、今回は美顔マッサージや美顔体操で起こってしまった実際のトラブ
ルと、そうならない為の正しい知識をご紹介いたします。


50代女性
<ケース1:皮膚の伸ばしすぎには要注意!>
50代のまじめな主婦。体は痩せているが、小顔になりたいと、美顔マッサージを開始。
本屋で見つけたDVDをお手本に、自己流にアレンジし、暇な時間を見つけては、何もつけずにマッサージを行っていた。これをほぼ毎日、1年以上継続していた。始めた当初は友人から「顔がすっきりした」「小顔になった」など褒められていたが、最近はタルミが出てきて、シワも深くなってしまい、老けた印象になってしまった。

◆問題点と解決方法

この方は、マッサージをクリームなど何もつけずに行ってしまったことが、タルミを引き起こマッサージ
してしまったと考えられます。確かに、血流やリンパの流れを良くしたり、適度な刺激をあたえたりすることは皮膚の代謝が良くなり、小顔に効果的な場合もあります。また、マッサージすることによるリラックス効果で、美肌も得られます。しかし、間違った方法で必要以上の力を加えると、皮膚は伸びてしまい、タルミやシワの原因にもなってしまいます。なので、マッサージをするには皮膚を極力伸ばさないようにするのがポイントです。具体的には、刺激の少ないすべりのよいマッサージクリームや、オイルをご使用されることをお勧めします。
手鏡
なお、同様の理由から、皮膚を引き伸ばすような美顔体操も要注意です。
美顔体操をする場合に は、皮膚を伸ばさないような等尺運動(関節を動かさず、
筋肉の長さを変えない運動)や、皮膚にシワが寄っていないかチェックしながら
行う必要があります。具体的には、鏡を良く見ながら行い、大口を開けたり、顔を
くしゃくしゃしたりする運動は、あまり頻繁には行わないことが大切です。


30代のキャリアウーマン
<ケース2:二兎追うものは一兎も得ず!>
30代のキャリアウーマン。小顔のために美顔マッサージを開始。マッサージにはクリームを使用。その後、美白と小じわのために美容皮膚クリニックから処方された外用薬を毎晩使用開始した。CMをみて有効成分を塗り込んだ方が効果が早く出ると思い、マッサージの際、外用薬も併用した。赤みが出てピリピリしていたが、美肌のためと思い継続したが、肌が黒くなってしまった。

◆問題点と解決方法

化粧品確かに、一度に多くの良い効果を得たいというのは乙女心ですよね。この方の場合、マッサージは正しく行われていましたが、マッサージクリームに外用薬を混ぜて使用してしまい、その後の肌の異常に耳を傾けなかったのが原因です。美白や小じわに効くとされるクリームの中には刺激の強いものが含まれる場合が多くあります。その薬の刺激にマッサージという刺激を加えてしまった結果、皮膚炎が生じ炎症後色素沈着となってしまったのです。マッサージの際は、必ず刺激の少ないものを選択するように心がけましょう。なお、普段お使いの洗顔剤や、美容液など、使い慣れたものでも、マッサージに向いていないものは沢山あります。まずは、ピリピリ感・痒み・赤みが無いかなど、お肌の声をしっかり聞きながら、マッサージクリームを選択することが肝心です。